バッジテストを取り巻く環境3(普及元年2008年 その2)

 今回はバッジテストの内容とはあまり関係のない話題ですが、取り巻く環境としては今後非常に重要な情報ですので、今回あえて取り上げます。

 前回普及元年には3つの大きな改正点があると書きましたが、前回は2つしか紹介しませんでした。残る3つ目の改正点ですが、これは私営トランポリンセンター(寺子屋トランポリン)の推奨です。トランポリンクラブの多くは、公共体育館での活動していました関係上練習場所の確保が非常に困難でした。そのため、エアリアルトレーニングを終了した子供を強制的にトランポリンを卒業させなければ、新しい子供を受け入れる体制がとれませんでした。また、十分な競技選手にも十分な練習時間を与えることも困難でした。

 私営トランポリンセンターを全国に設立していけば、練習場所の確保でき、より多くの子供にエアリアルトレーニングを提供でき、また競技選手によりよい練習環境を与えることができます。

 これについては、私営トランポリンセンターの成功例として、千葉県のスポーツクラブ テン・フォーティや福岡県のスペース・ウォークの成功があります。ともに少数先鋭で指導しなければならない競技選手育成を行いつつ、幅広い子供を対象にしたエアリアルトレーニングを提供することにより経営基盤を確立させています。これらの成功例により、よりよいトランポリン練習環境の創設が可能であることがわかり、それが推奨へとつながっています。

 さらに、私営トランポリンセンターというものができることにより、トランポリンを職業とする人が生まれました。職業とするためには、自分の商品を広く世間に知ってもらう必要がありますので、トランポリン・エアリアルトレーニングがどれだけ有効であるかを説明することは重要です。

 といわけで、このブログは私営トランポリンセンターの指導者によりかかれています。本当は協会がもっとこういう話題を世間にピーアールしてくれれば、いいのですが、人任せでは話は進みませんので、自ら書いてみました。多分に私営トランポリンセンターの推奨の影響でこのブログは生まれたといえます。