反復練習とは

 技ができるようになるには、まず、1)何となく・たまたまできる段階に始まり、2)確率が高くできる段階、そして3)意識すれば自由にできる段階(コントロール技術の完成)、4)考えないでも無意識にできる段階(運動の自動化)へと徐々に完成度を高めていきます。

 なお、競技選手育成は最後の4のレベルまで完成度を高めなければなりませんが、バッジテストの主目的であるこどもの素養づくりでは、3の段階まで行うことになっており、4の段階まで行ってしまうと、後に行う他のスポーツに悪影響が出る可能性がありますので、無意識にできる段階=自動的に行える神経回路が形成される段階になるほど反復練習させてはいけないことになっています。バッジテストクラブで4の段階まで反復練習させてしまった場合、トレーニング指導が失敗したと言うことになります。