連続練習とは

 トランポリンの連続跳躍では、着地はその技の最後であるだけではなく、次の技を実施するための準備となります。1つの技がきちんと終了して初めて次の技へとつなげることができますので、連続練習を行うことにより、最後の技以外の技がきちんと完了していることが確認できます。最初は3つの技の連続を行い、2つ目の技が完成しているかどうかを見ることがよく行われております。これは1種目目をストレートジャンプ(垂直跳び)ではない種目を行うことにより、2種目目に入れることの確認、3種目目がきちんと入れることにより2種目目がきちんとできていることの確認とするためです。また「腰落ち-立つ」のように2種目セットの種目もありますので、3種目以上連続で行うことが一般的です。

 なお、連続種目で失敗した場合、たいていはその前の種目の完成度が低かったために失敗していることが非常に多いということはよく覚えておきましょう。つまり失敗した種目の練習ではなくその前の種目の練習が必要と言うことです。それを知らないで失敗した種目の練習ばかりしても効果は上がりませんので。