文部科学省

  文部科学省から「多様な動きを作る運動(遊び)」というパンフレットが出ています。 このパンフレットでは、小学生低学年・中学年向けの「多様な動きを作る運動(遊び)」には大きく4つの運動(遊び)が示されています(高学年・中学生には5つ)。4つの運動遊びとは「身体のバランスを取る運動遊び」、「身体を移動する運動遊び」、「用具を操作する運動遊び」、「力試しの運動遊び」で、5つめとして「基本的な動きを組み合わせる運動」が取り上げられています。

 4つの基本的な運動遊びのうち、「身体のバランスを取る運動遊び」の内容として、「回る」、「寝ころぶ・起きる」、「座る・立つ」、「バランスを保つ」、「渡る」などの動きが、「身体を移動する運動遊び」として、「跳ぶ・跳ねる」、「登る・下りる」などの動き、「用具を操作する運動遊び」として、「用具をつかむ・持つ・おろす・回す・転がすなど」、「用具をくぐる・跳ぶ」、「用具を運ぶ」、「用具を投げる・捕る」、「用具に載る」などの動き、「力試しの運動遊び」としては、「人を押す・引く、力比べをする」、「人を運ぶ、支える」等の動きが紹介されており、それぞれについて具体的な運動・遊びの例が紹介されています。

 つまり大分類として4つ、小分類として14の基本動作があり、更にその発展系(5つ目)として組み合わせ運動があるということです。