「保育と幼児期の運動遊び」(1)

 運動の技能は「姿勢制御運動」、「移動運動」、「操作運動」とその3つの下位カテゴリーに分類できることが示されている(出典:David L.Gallahue「幼少年期の体育」杉原隆監修 大修館書店 1999)とし、「姿勢制御運動」は「移動運動」や「操作運動」のベースとなっており、具体例として「しゃがむ」「バランスをとる」「回転する」などをあげています。「移動運動」は「歩く」「走る」「跳ぶ」「登る」など、身体がある位置から水平にあるいは垂直方向に移動するような動きがそれにあたり、「操作運動」は「投げる」「とる」「つく」「回す」など対象に力を加えたり、対象より力を受け取る動きがそれに当たるとしています。