事故数に関する資料(韓国)

 今回は韓国のニュースです。2013年で277件の事故が起きているようです。

      http://sportsseoul.jugem.jp/?eid=8051

 さらに、この1年間で事故件数が3倍に増えているようです。記事にははっきり書かれていませんが、「トランポリン施設は申告や許可が必要なく施設に対する基準もなくて、安全点検もなされておらず年齢と利用可能人員を制限しない所が半分を越えた。」とあることから、韓国では、教室のようなものではなく、アミューズメント施設のようなものが増えているため事故件数が増えているみたいです。

 アミューズメント施設では、1度にたくさんの児童が使えるところがあります。以前紹介したスウェーデンの時にも書きましたが、トランポリンは1度に複数で使用するとトランポリンの構造上衝突()による事故が起こります。しかし1度に一人しか使えないとなると、回転率が悪い器具となりますので、商業的に収益が低くなります。しかし怪我の発生を抑えるためには、1度に一人を徹底させていくべきと考えます。

 

※  トランポリンは構造上、跳んでいる人を中心部に自然に移動させる性質を持っています。複数で跳んでいれば、中心部に集まって衝突するのは自然の理です。この点については別途あらためて説明を書く予定です。