エネルギーから見たトランポリン運動(3)

 今回はエネルギー保存の法則について書きます。高校の理科で習ったと思いますが、エネルギー保存の法則というのがあります。外部からエネルギーを加えたり、外部に逃げなければ、エネルギーは形を変えても総量は同じということです。

 跳躍のピークではトランポリンは変形していません(x=0)ので、弾性エネルギーは0です。もっとも下がった時では弾性エネルギーは最大となります。

 逆に位置エネルギーは跳躍のピークで最大となり、最下点では最小(h=0)となります。

 エネルギー保存の法則により、mgh=kxx/2となります。