トランポリンでの頸椎損傷事故2

 前回紹介したものは、全てトランポリン経験の浅いものによる事故で、指導者の存在はなかったと推定される状態での事故です。でも、指導者のいると思われる状態でも頸椎損傷は起きています。大学トランポリンクラブ所属したものの事故例です。

  http://www.kokoroweb.org/example/uchiyama-san.html

 

 事故の状況は分かりませんが、以前紹介した判例にあるように学校の部活では担当の顧問などが不在で事故が発生することがあります。そういう場合は、先の判例のように管理責任が問われることがありますので注意が必要です。

次は、指導者(体操クラブ)自身が、気のゆるみで受傷した例です。

  http://www.geocities.jp/nmurakami827/

 指導者や熟練者といえども練習する際には、補助者を用意するなど安全対策をとるべきだと思います。トランポリンなど宙返り種目は重大事故の危険性が常に存在することを前提に指導と練習環境を整える必要があります。