段階練習6.腰落ち-1/2捻り膝落ち-腰落ち-立つ(2)

 今回は「腰落ち-1/2捻り膝落ち」について説明します。「腰落ち-1/2捻り膝落ち」を練習するに当たっては、段階練習3の「腰落ち-立つ」、段階練習4の「膝落ち-立つ」、段階練習2の「1/2捻り跳び」が習得済みでなければなりません。

 この種目は軸系列ではまず、「ひねり系」になります。また腰落ちの姿勢から脚部を上体の下に戻していますので、「前方回転系」の運動をしています。捻りのきっかけはこの戻しの動作から行いますので、そこからさらに膝を曲げるという「前方回転系」の動作が加わりますので、運動がかなり複雑なものになっています。

運動の難易度からすると、段階23の「腰落ち-1/2捻り立つ」より難しいものになっていますが、「腰落ち」と「膝落ち」の頭部の移動量が、「腰落ち」と「立つ」より少ないことから「腰落ち-1/2捻り膝落ち」よりも先行して練習するようになっているようです。