シャトルの審判

 シャトル競技については、シャトル審判という専門の審判資格が整備されており、審判の配置なども厳密に決められている。一方シャトルゲームでは有資格者の審判は配置せず、立会人として成人(特に資格は不要)をつけるものの、判定自体はプレーヤー自身のセルフジャッジで行うことになっている。つまり子どもたちで判定するのである。

 シャトル競技は競技スポーツであるので、厳格に審判制度が決められているが、シャトルゲームは運動遊びであるので、審判資格なども、審判も配置していないのである。「鬼ごっご」や「ドロケイ」を行うのに審判は必要ないのと同じく、シャトルゲームにも審判は必要ないのである。

なお、もめた場合の立会人はつけるが、大人に頼らないでできるだけ子ども同士で問題を解決するという方式をとっていることは、子どもの問題解決能力を育むという効果もある。

 

 

 

 

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