段階練習12.腰落ち-よつんばい落ち-よつんばい落ち-立つ(1)

 

段階練習12「腰落ち-よつんばい落ち-よつんばい落ち-立つ」は種目系列としては「回転系(前方系)」になっています。種目系列としては、最初に出てくる「回転系」種目となります。

 軸系列でも、「前方回転系」になりますが、軸系列では「よつんばい落ち」が前方回転系に分類されており、段階練習12以前に「回転系」の種目が実施されていることになっています。

 立位からの「よつんばい落ち」では脚部のうち、大腿は垂直を保っていることから、この部分に関しては、無回転運動となっています。しかし、「腰落ち-よつんばい落ち」は脚部も含めて前方回転しており、脚部に関していえば、180度回転することになっています。その分回転力が強くなりますので、着床が難しくなっています。つまり、この種目を実施する前に下半身だけ前方回転するだけの、回転力の弱い「腰落ち-立つ」を習得しておく必要があります。