骨折事故

 ほとんどの親は子供が骨折したと聞けば、大けがをしたと思うのではないでしょうか?

トランポリンでは全身麻痺に至る脊髄などの損傷事故の危険性があるため、これらを重大事故と考えることが多いですが、世間一般では骨折事故は大怪我と考えるのです。

 骨折事故の場合、入院を要しないことが多く、現状の報告義務では除外されてしまうことが多いです。しかし、昔行われた大学トランポリン選手の傷害調査結果にあるようにトランポリンにおける骨折事故は珍しいものではありません。

 普及指導員の指導範囲では、脊髄損傷事故の可能性は低く相対的に重大事故というと骨折事故を指すことになると思われます。

 骨折事故を減らすことが普及における安全性の向上につながると思いますので、入院を要しない怪我にまで報告義務を広げるべきと考えます。