問35

 トランポリンエアリアルトレーニングは、バッジテストとボールトレーニングとシャトルゲームで構成されています。ボールトレーニングはバッジテストに組み込まれていますが、シャトルゲームはバッジテスト1級合格後に初めて参加できるものとなっているため、バッジテスト終了後のおまけのように受け止められがちですが、実際はバッジテストはシャトルゲームをするための段階練習にすぎません。たとえて言えば、自動車運転免許の教習場内での練習にすぎません。バッジテスト1級合格で仮免となり、初めて路上教習であるシャトルゲームへと進むのです。路上教習なくしては運転免許は取得できません。自動車運転免許なら、仮免をとった段階でやめる人はいませんが、トランポリンエアリアルトレーニングの目的や構成などが十分理解されていないので、仮免をとった段階でやめようとする人が多くいます。決められた通路を決められた設定で運転する教習場内のレッスンとパターン化した練習を繰り返すバッジテストは同じものです。路上講習では他の車や歩行者の動きは、教習場内と異なり様々です。それに対応できなければ運転はできないのです。同様にシャトルゲームはあらかじめ決められたことをするのではなく、路上教習と同じく様々な変化を捉えてそれに対応する能力が必要です。それを身につける手法がシャトルゲームであり路上講習なのです。シャトルゲームまで行わなければ、球技をはじめとする対戦型スポーツに必要な適応能力や判断力は身につきません。だからシャトルゲームをするよう、1級合格時点でやめないようにしなければなりません。


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