段階練習23.腰落ち-1/2捻り立つ(ハーフスタンド)(1)

 段階練習23「腰落ち-1/2捻り立つ」は、種目系列では「腰落ち系(スイブル系)」になっています。当然この種目を実施する前には、段階練習2「1/2捻り跳び」と段階練習3「腰落ち-立つ」ができていなければなりません。この運動は種目系列で「スイブル系」に分類されているように、次の段階練習24で行う「スイブル」の前段階の練習です。

 今まで、偉そうに解説をしてきましたが、実はこの種目がなぜ23番目とかなり後半に行うことになっているのかはよくわかりませんでした。

 段階練習19~21番が「腹落ち」を習得するために連続して行う練習であるように、段階練習23は「スイブル」を習得するために22番目に配置されているのることはわかりますが。ただし個人的にはもっと前に練習しても問題ないものではないかと考えています。


※ このように遅い順番に配置されている理由はわかりませんでしたので、元日本トランポリン協会副会長であり、この段階練習作成の中心人物であった塩野尚文先生に問い合わせしてみました。段階練習24のスイブルにつなげるためには単に「腰落ち-1/2捻り立つ」を行うのではなく、「高い跳躍」で行うという意味でこの位置に配置したということです。よって段階練習23は高い跳躍からの腰落ちができるようになった段階で行うことに意味があります。