段階練習24.腰落ち-1/2捻り腰落ち(スイブル・ヒップス)-立つ(2)

 「スイブル」は3つの軸運動を1つの跳躍の間に行う初めての種目となりますが、「前方回転」-「後方回転」という2つの回転動作を1跳躍の間に連続で行う運動としては2番目の種目となります。最初に出てくるのは、前後の順番が逆ですが、段階練習7「抱え跳び」、段階練習10「開脚跳び」、段階練習16「閉脚跳び」です。この3つのフィートバウンスは、左右軸回りの回転半径が小さい順から練習しています。

 段階練習16の「閉脚跳び」が90度「後方回転」-90度「前後回転」であるのに対して、段階練習24「スイブル」は90度「前方回転」-90度「後方回転」になっていてさらに「1/2捻り」が加わることにより、180度「前方回転」運動をしているように見える種目です。

 段階練習16の「閉脚跳び」の後半の運動に「1/2捻り」と90度「後方回転」を付け合わせたのが、段階練習24「スイブル」ですので、「スイブル」を実施する前には、「閉脚跳び」をマスターしておく必要があります。また当然、段階練習2「1/2捻り跳び」、段階練習3「腰落ち-立つ」などが十分習得済みである必要があります。