国内製フレームにユーロベッドを張ると固くなるのはなぜか?

 ベッドの性能が国内競技用トランポリンで使用されていたストリングスベッドの方よりユーロのテープベッドの方が固いことを前回説明しました。では同じベッドを用いてもなぜ国内製品の方が固くなるのでしょうか?

 それはベッド以外の部分が固いからです。ばねについてはユーロと国内メーカーで多少性能は異なるかもしれませんが残念ながらその違いを示すデータはありません。しかしばねとベッドをともにユーロ社製品にしても日本製のフレームにつけるとユーロトランポリンよりかなり固く感じられます。

 ちなみに、ばねの本数はユーロトランプは120本、国内製品は116本か112本です。ばねの本数を考えると本数が少ない分日本製のフレーム取り付けた方がやわらかくなるはずです。しかし現実はその逆です。その原因はどこにあるのでしょうか?

 トランポリンはベッドとばねとフレームで構成されています。ベッドとフレームは同じにしても硬さが違うということは、その原因は残るフレームにあるのです。