段階練習29.腰落ち-水平背落ち(フラットバック)(1)

 段階練習29「腰落ち-水平背落ち」は種目系列では、「背落ち系」で「クレイドル系」・「1回捻り背落ち系」両方に分類されています。「背落ち」の状態で着床する種目としては初めての種目です。なお、普及指導員の指導範囲では「背落ち」はこの「腰落ち」からの「背落ち」を除いてありません。「腰落ち」の姿勢から「背落ち」になるのは落下高さからあまり危険性がないため普及指導員の指導範囲に入っているようです。

 なお、「背落ち」が危険なのは、回転が多すぎると頭部からの落下の危険性が多いからです。「背落ち」は「ブラインドサイド」の回転となりますので、「オープンサイド」からおこなう「腹落ち」は、同じ1/4回転する種目であっても、安全性が高いので、普及指導員の指導範囲に入っています。万が一の場合は腕でカバーすることができるのもその一員と思われます。