難度のない種目

 捻りを伴わない、縦回転も伴わない種目を難度のない種目と呼びます。腰落ちは下半身のみが回転し、上半身は回転していませんので、フィートバウンスと同じ扱いになります。つまりフィートバウンスからの腰落ちに回転が伴わないので、難度はつきません。

 このほか「抱え跳び(タック)」「閉脚とび(パイク)」「開脚跳び(ストラドル)」も回転を伴わないので、難度がつかない種目です。初心者は多用する種目ですが、地方大会の特別規則で、使用に制限がついていることが多い種目です。

 トランポリンのルールでは同じ種目を2回使うことは原則禁止ですが、2回使った場合その種目の難度が繋回だけで中断としては扱われません。そのため難度のない種目を繰り返しても不利になることはないので、初心者の場合多用することが多いからです。禁止する場合、この3つをまとめて「難度のないフィートバウンス」と呼んでいます。

 

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