第10回 「単元8 スポーツの素養づくり子どものトランポリン運動(エアリアル・トレーニング)」より(2)

「単元8 スポーツの素養づくり子どものトランポリン運動(エアリアル・トレーニング)」の「2、エアリアル・トレーニングの対象者」では以下のような記述があります。

 “エアリアル・トレーニングの対象者を一言でいえば、トランポリン競技志望以外の未就学児童及び小学生低学年児童全員と言うことになる。”

 上記は、ちょっと分かりにくいものですが、ここでいうトランポリン競技志望者とは、トランポリン競技選手を目指すもののみを指すのではなく、他のスポーツではなく、トランポリンというスポーツを行っていくことを志望する者を指しています。つまりレクトラ志望の児童も含んでいるのです。

 つまりトランポリン競技志望=トランポリン愛好と言い換えられます。つまりトランポリン愛好者以外の児童のためにつくられたものが、エアリアルトレーニングであり、バッジテストなのです。そして、トランポリン愛好者のためにつくられたのが、競技検定なのです。以上より、バッジテストはレクトラ志向の子供には施してはいけないものとなっています。