第31回 「単元8 スポーツの素養づくり子どものトランポリン運動(エアリアル・トレーニング)」より(22)

 「単元8 スポーツの素養づくり子どものトランポリン運動(エアリアル・トレーニング)」の「7.エアリアル・トレーニング指導上の留意点」「7、直接かたちに表れない考え方・留意点」では以下のように書かれています。

 “⑤その目的の関係上、運動にかかわる神経系が最も旺盛な発達を示す幼少年期にトレーニングを終了させておくのがベターであることを意識しておくこと。”

 

  ここでは、トレーニングの終了時期について書かれています。つまりエアリアルトレーニングは終了することが前提となっているのです。これは愛好者が生涯スポーツとしてトランポリンを長く愛好していくのに反して、エアリアルトレーニングは終了することが前提となっていることを意味しています。

  つまりエアリアルトレーニングは、トランポリンを終了することが前提として作られているため、トランポリン愛好者(レクトラ)には向いていないものなのです。