段階練習5 膝落ち3(膝の動き2 立つ時)

 「膝落ち」も「立つ」とセットで行う技です。膝落ちからのたつは膝関節を中心に左右軸回りに前方回転を行う種目です。

 膝落ちからの立つというのは、膝から下の部分を前方に振り出します。この動作はけりなどにおいて非常によく使われる技術ですが、けりにおいては太ももの振り出しと連動して行うものとなっております。

 トランポリンで膝落ちは、連動技術を磨く物とはなりませんが、膝から下を回転させるという部分的な動作を磨くことになります。幼少時には複雑な動作を行うのは難しいので、まず単純な動作を経験し、徐々に複雑な動作へと展開していくほうが、効率的なトレーニング方法となりますので、膝落ちからのたつによって、太ももとの連動で何となく行っていた、膝下の回転運動を意識的に操作しておくことは、非常によいトレーニングになると考えられます。