段階練習5 膝落ち3(腰の動き)

 最近ダイエットなどでよく言われる骨盤を立てる、というのがあります。それからもわかるように骨盤というのは左右軸回りに回転します。

 膝落ちは、下半身の関節(足首、膝)を使えない状態で着床する技ですが、実は骨盤を立てた姿勢を維持すると高く跳べます。膝落ちは腰を痛めやすいので、高いジャンプは必要ないのですが、骨盤を動かすことによりジャンプすることができます。つまり膝落ちでは骨盤の運動を経験することできます。特に膝落ちの連続を行うと、腕の旋回運動と骨盤の回転運動の連動というのも経験できます。腕を回して、骨盤を運動させるこの連動は基本姿勢を作る、すなわちよい姿勢を作るのに役立ちます。