段階練習8 7-10②

 これは、「腰落ち-1/2捻り膝落ち-腰落ち-立つ」という4種目の連続技を意味しています。

 今回は、「腰落ち-1/2捻り膝落ち」を説明します。この技はかなり難しいです。股関節回りに脚を前方1/4回転+体軸回りに1/2捻り、捻った後に膝関節回りに下腿を前方1/4回転するという3つの運動を連動して行わなければならないからです。

 さらに、この運動は「戻し」の運動であり、日常的にはあまり意識的に行うことのない運動であるため、意識的に行うのが難しいです。逆を言えば、普段経験しない運動を意識的に行うと言うことになりますので、新たな刺激として有効です。