段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち⑥(膝落ち-立つ)

 今回は、「膝落ちから立つ」です。これは5級の膝落ちから腰落ちで経験済みの運動ですので、特段問題はないと思います。運動としては膝関節を中心に下腿を1/4後方回転する運動です。

 5級の膝から腰落ちまでは下半身全体の動きであったのに対して、4級のこの技は下腿だけの運動ですので、より部分的な運動です。ただし、連動をしない個々のパーツだけを動かすと言うことも非常に重要な経験です。

 通常の蹴りは脚全体の組み合わせ運動で行うことが多いのですが、空手などでは、脚全体を動かしてから遅れて下腿の回転をつかう連続運動による蹴りというのもありますので、より強い蹴りを用いる場合などには非常に重要な運動です。