段階練習18.閉脚跳び②(腕と上体の運動)

 閉脚跳びの前半の脚の動きは開脚跳び同様、後方回転を発生させます。そのため、後方回転運動を打ち消す動きも必要です。

 閉脚跳びは脚による回転力が抱え跳びなどに比べて強いので、腕の前方回転だけでは十分打ち消せません。そこで、上体も前方回転させてさせ釣り合いをとります。その結果、空中で床上で行う前屈のような姿勢をとることとなります。つまり、下半身は腰の左右軸を中心に後方回転、上半身は前方回転を行います。

 開脚跳び同様地面の反力を使わないで前屈を行うことにより身体の柔軟性が鍛えられますし、上体を倒し込んでの運動を経験することになります。この運動は腹筋をよく使いますので、インナーマッスルが鍛えられます。