段階練習20.1回捻り跳び

 トランポリン・エアリアルトレーニングにはありませんが、トランポリン競技では、難度というものがあります。1回捻り跳びは難度0.2の種目です。バッジテストに含まれる種目の最高難度は0.2で、3級で初めて難度0.2の種目を経験します。

 1回捻り跳びは、5級で習得した1/2捻り跳びの延長線上にある種目です。これに段階練習19の「腰落ち-1/2捻り腹落ち」で行った、「身体をまっすぐにした状態を維持する」というものを足し合わせた種目です。1/2捻り跳びでは加速する・減速するという回転をコントロールする2つの技術に加えて、回転を維持するという技術を付け加えたものです。また「腰落ち-1/2捻り腹落ち」は水平の状態でしたが、1回捻り跳びは垂直の状態である点が異なっています。

 この運動を経験しておくことは、フィギュアスケートなどスピンをするスポーツの基礎を経験することになります。