段階練習21.開脚跳び-1回捻り跳び

 3級は3つのパートに分かれています。第1パートは腰落ち~立つまで、第2パートはよつんばい落ち~立つまでです。そして最後のパートは1回捻り跳びです。この段階練習はつなぎの技+第3パートです。

 開脚跳びの後半は、上半身・下半身の腰を中心とした左右軸回りの前後回転と、脚の股関節を中心とした前後軸回りの2つの軸回りの回転運動です。これに対して続く1回捻り跳びは体軸回りの捻り運動です。前後軸・左右軸2つの軸回りの回転運動から体軸回りの回転運動に切り替える必要があります。全く異なる運動を連続して行うことがこの段階練習のポイントです。これのように異なる運動を切り替える動作はたとえば、走り込んでジャンプするなど多くの運動で行います。運動の切り替えの組み合わせは多数ありますので、すべてをトランポリン運動で行うことはできないかも知れませんが、切り替え作業を経験しておくことは運動能力開発には大切です。