段階練習22.3級 4-10⑤(閉脚跳び-よつんばい落ち-腰落ち)

 この種目は前2回で書いた連続種目を組み合わせただけなので、本当は問題なくできるはずです。しかし、間違えて「閉脚跳び-腰落ち-よつんばい落ち」をしてしまうことがしばしばあります。

 蹴りなどでは下半身の前方回転と後方回転の切り替え運動がよく行われますが、「閉脚跳び-よつんばい落ち」の下半身の連続前方回転運動というのが普段あまり行われない運動であるため、つい切り替え運動となる「閉脚跳び-腰落ち」を行ってしまうためと思われます。つまりこの部分は運動の自動化との戦いなのです。それをするためには意識的に身体を動かすことが重要です。つまり新しい神経回路を作るのがこの運動です。