段階練習24.スイブル④(第2パート)

 今回は残った第2パートです。第2パートは「1/2捻り」です。この運動は腰落ちからの1/2捻り腹落ちに類似した運動となっています。つまり、腰が曲がった状態を伸ばしてそれをきっかけに捻りを発生させるという運動です。違いは捻りの軸が水平ではなく垂直になっている点です。

 ここで、重要なのは、腕の回転静止です。捻りは原則としてまっすぐな状態で行います。捻っている間は腕を掲げた状態で静止することが必要です。つまり回転運動-静止-回転運動という切り替え作業を行うのがスイブルの腕の動きで非常に重要です。この動きは3級で行うピルエットでも同じですが。

 この切り替え作業は意識して行う必要がありますので、腕のコントロール技術とつながります。