段階練習25は1/2捻り腰落ちからスイブルを行います。
1/2捻り腰落ちがきちんとできていれば、その後のスイブルは腰落ちからのスイブルと同じですので特に問題はありません。問題があるとしたら捻り回転をきちんと停止させないで、腰落ちをしているからです。
回転を停止させるには、以前書いたように回転半径を大きくすれば減速します。身体をまっすぐにしてひねり運動を正しく行っていれば、腰落ちの姿勢をとることにより回転半径が大きくなり、減速できます。しかし、練習段階24で書いたように、腰が曲がった状態で横まわりをしていると、空気抵抗以外に減速する要素がなく、回転運動が継続したままトランポリンに着床することになりますので、その影響が残ってスイブルに続けることが難しくなるというわけです。
きちんとスイブルにつなげるためには1/2捻り腰落ちをきちんと行うことが大切です。次回は、その1/2捻り腰落ちについて解説していきます。