段階練習31.2級 6-10①

 段階練習31は「閉脚跳び-腹落ち-腰落ち-ローラー-立つ」の連続です。この部分で初めて行う部分は、「閉脚跳び-腹落ち」、「腹落ち-腰落ち-ローラー-立つ」です。

 「閉脚跳び-腹落ち」は段階練習22の「閉脚跳び-よつんばい落ち」の発展系です。「よつんばい落ち」よりも恐怖感が伴う種目ですが、段階練習28の「腹落ち」がきちんとできていれば、大きな問題はないと思います。

 問題は「腹落ち-腰落ち-ローラー-立つ」です。「腹落ち-腰落ち」自体が難しい種目です、その後に続く「ローラー」も難しい技です。大技が続くためかなり難しい運動となっています。この種目を実行するには、「腰落ち」の姿勢が大事です。腰落ちの姿勢が普通の腰落ちと同じ姿勢でなければ、ローラーに続けることはできません。つまり「腹落ち-腰落ち」の完成度次第でできるかどうかがかかっています。そのためには、つぶれた状態にならないように骨盤をスイングさせて、腰落ちをする必要があります。