段階練習34.1級 1-4

 段階練習34は、「フルシート-スイブル-1/2捻り立つ-開脚跳び」です。

どの組み合わせも初出のようですが、「フルシート-スイブル」は「1/2捻り腰落ち-スイブル」同様、「フルシート」がきちんとできていれば、「腰落ち-スイブル」と変わりありませんので、「フルシート」が完成していれば、できるはずです。もしできないのでしたら、捻りが不完全に終わっているとか、捻りを停止していないなど、捻りのコントロールが不十分の場合です。

 つづく「スイブル-1/2捻り立つ」も一見初めての経験のように思えますが、「腰落ちからの1/2捻り立つ」というのは、「スイブルの途中で立つ」ことであり、一般的にはスイブルを練習する前に練習する種目です。つまり、「スイブル」ができる状態ならできる技です。問題はその前のスイブルがきちんと完成しているか、だけです。

 同様に、「1/2捻り立つ-開脚跳び」もきちんと立てればできるはずですので、問題ないはずです。

 ここで問題なのは、「1回捻り-1/2捻り-1/2捻り」と捻りが3つ続くことですので、捻りをきちんとコントロールできることが大事であり、ここで新たに経験するのは捻りを伴う跳躍を経験することです。同様なことを行うスポーツには、器械体操やフィギュアスケートがありますし、サッカーのドリブルなどでも類似の運動を行いますので、ここで、捻りの連続を経験しておくことは非常に重要です。