段階練習36.ターンテーブル①(概要)

 ターンテーブルとは、腹落ちから1/2横まわり腹落ちです。横まわりというのは前後軸回りの回転運動を意味しています。横まわりとはマット運動の側転などと同じ種類の運動です。なお、トランポリン競技では、側転については難度がつかないことになっているため、側転の練習することはありません。側転を行うとトランポリンから飛び出しやすく危険性が高いためだと思われます。

 段階練習36のターンテーブルは身体を水平にしているため側転ではなく横まわりと呼ばれています。今まで体軸回りの捻りと、左右軸回りの宙返りでは行いましたが、段階練習36で初めて前後軸回りの回転運動を経験することになります。

 なお、ターンテーブルの運動は、①「肩を中心とした腕の前方1/2回転+大腿の後方3/8回転+下腿の前方3/8回転」、②「重心を中心とした前後軸回り1/2回転」、③「肩を中心とした腕の後方1/2回転+大腿の前方3/8回転+下腿の後方3/8回転」に分解できます。

 

 次回から各運動について解説していきます。