段階練習39.1級 4-10③(1/2捻り腹落ち-ターンテーブル)

 「1/2捻り腹落ち-ターンテーブル」も前回書いた「開脚跳び-1/2捻り腹落ち」同様に軸の切り替えが大事です。「1/2捻り腹落ち-ターンテーブル」から「体軸回り+前後軸回り」から「前後軸回り」への変換です。2つから1つですので、一見簡単なようですが、前後軸回りの回転というのは日常生活や陸上のスポーツではあまり経験する物ではありませんし、しかも日常では行わない身体を水平にしている状態で行うので、かなり難しい物となっています。

 また、その前にある「1/2捻り腹落ち」は、かなり高度な種目のため、着床時に回転不足になりがちで、更にそこから回らなければならないので、この組み合わせは難しい物となっています。単体で「ターンテーブル」ができても「1/2捻り腹落ち」からの連続がうまくいかないのは、「1/2捻り腹落ち」が不完全な場合と、軸の切り替えがうまくいかないことのどちらかです。つまり軸の変換に加えて回転量のコントロールもここで必要な能力となります。