トランポリンエアリアルトレーニング

バッジテストとは、日本体操協会が行う、子どもの素養作り(エアリアル・トレーニング)のためのシステムの一部です。バッジテスト1級に合格すると日本体操協会が行う公式のシャトルゲーム会の参加資格を与えられます。シャトルゲームを実施するのに必要なトランポリンの基本技35種目を習得するために行う段階練習を中から指定された10種目の技を連続しておこないます。また、3級以上については、下記の連続種目に加えてボール・トレーニング種目もあります。

 

※ボールトレーニングではシャトルゲームやトランポリン競技をしても体験できない、ものを投げる・とる・他者との距離を測るなどの基本運動を経験するために行われています。

 

※バッジテストはパターン化した練習を反復することでシャトルゲームで使用する35種目を習得するために行われる段階練習です。トランポリンエアリアルトレーニングの目的は空中で自由自在に体をコントロールすることにあります。バッジテストはあらかじめ決められた連続運動を行うことで各種目が安全にできることを確認するために行われていますが、体を自由にコントロールできていることまでは確認できません。体を自由にコントロールできていることを確認するために行われるのが、シャトルゲームです。

シャトルゲーム

シャトルゲームのやり方は以下の通りです。

1)ゲームは3人から5人で行う。

2)使用できる種目はバッジテスト練習記録帳(スポーツの素養作り 子供のトランポリン運動)にある35種目。

3)最初にじゃんけんで順番を決める。

4)1番目のプレイヤーが1種目行う。

5)2番目のプレイヤーは1番目のプレイヤーが行った種目を行った後、1種目追加して2種目行う。

6)3番目のプレイヤーは2番目のプレイヤーが行った2種目に1種目追加して3種目行う。

7)上記のように各プレイヤーは前のプレイヤーが行った種目に1種目追加していく。

8)最後のプレイヤーが演技し1週したら最初のプレーヤーに戻ってどんどん種目を追加していく。

9)種目間違い、順番間違い、ストレートジャンプが入る、途中で止まる、使用種目以外の種目を行う、最後に1種目追加するのを忘れるなどをしたら、負けとなり、ゲームから順次抜ける。

10)最後まで残ったプレイヤーが勝者となる。

11)2回戦以降は負けた順で順番を入れ替えて同様にゲームを行う。

 

※ シャトルゲームは、バッジテストがなりあらかじめ決められた連続種目を行うのと異なり、その時その時変化する連続種目の組み合わせに応じて体をコントロールする必要があります。つまり状況に応じた対応能力が求められます。またバッジテストの練習は指導者の指示に従って行うのと異なり、どの種目を追加するかを自分で決める判断力・決断力を必要とします。つまりバッジテストが指導者指示待ちになりがちなのに対して、シャトルゲームでは自分で決める能力が身に付きます。

バッジテスト

バッジテストは、シャトルゲームを安全に行えるようにするための段階練習です。バッジテストは、あらかじめ決められた10種目の連続運動を行います。各級の連続種目の内容は以下のようになっています。

  5級 4級 3級
 1 腰落ち 腰落ち 腰落ち
 2 膝落ち よつんばい落ち 腹落ち
 3 1/2捻り腰落ち 腹落ち 立つ
 4 立つ 膝落ち 閉脚跳び
 5 1/2捻り跳び 立つ よつんばい落ち
 6 抱え跳び 開脚跳び 腰落ち
 7 腰落ち 腰落ち 1/2捻り腹落ち
 8 1/2捻り膝落ち      1/2捻りよつんばい落ち 立つ
 9 腰落ち 1/2捻り腰落ち 開脚跳び
10 立つ 立つ 1回捻り跳び
  2級 1級  シャトルゲーム
 1  1/2捻り腰落ち 1回捻り腰落ち  
 2 1/2捻り腰落ち 1/2捻り腰落ち  
 3 腹落ち 1/2捻り立つ  
 4 腹落ち 開脚跳び  
 5 立つ 1/2捻り腹落ち  
 6 閉脚跳び 1/2横回り腹落ち  
 7 腹落ち 立つ  
 8 腰落ち 抱え跳び  
 9 1回捻り腰落ち 1回捻り跳び  
10 立つ 反動閉脚跳び  

ボールトレーニング種目

3級

 ①空中でストレート・ボールをキャッチできる。

 ②空中でストレート・ボールをスローできる。

 

2級

 ①1m程度前方に跳びながら、ストレート・ボールをキャッチできる。

 ②1m程度前方に跳びながら、ストレート・ボールをキスローできる。

 

1級

 ①ゆさぶりジャンプから、アーチ・ボール(山なりのボール)に向かって跳びつき、頭上でボールをキャッチできる。

 ②高いジャンプをして背筋を使ったロング・スローができる

 

 ※ゆさぶりジャンプとは、「足をベッドに着けたままユラユラとした状態からということです」と定義されています(日本トランポリン協会広報73号参照)。

 足をつきっぱなしの状態から、ボールの真下に入り込み頭上でキャッチさせる能力、飛んできたボールに身体を合わせる能力を高めることが目的です。

バッジテスト採点基準

バッジテストは5段階評価で採点する。各点数は以下の通りである。

5点 演技を非常に上手に続行できた

4点 演技を上手に続行できた

3点 演技を続行できた

2点 1回の中断等大過失があった

1点 2回以上の中断等大過失があった

3点以上が合格である。

 なお、トランポリン競技における減点対象となるトラベル(移動)や見た目の美しさは採点に反映しない。

 つまり、10種目を間違えずにできれば合格となっている。これは、バッジテストが自分の意志で、覚えた順番通りに種目を実施する、すなわち身体をコントロールできていることを確認するためのテストであるからである。

また4点以上の点数は、上手にできたことへのご褒美と考えるとよい。だから、賞状・段階練習帳のいずれにも、合否の結果だけで点数の記載はされない。結果として、点数は記憶にとどめるだけで公式な記録としては残さないことになっています。

 これは、バッジテストが美しさを求め、優劣をはっきりつけるトランポリン競技のための制度ではないことに由来するものです。

 

 

 なお、バッジテストの合格基準はかなり簡単なものになっていますが、バッジテストは段階練習つまり、易しい種目から難しい種目へと徐々に練習するようになっているため、完成度が低い状態で合格しても、前の級が上手にできない状態では、次の級の種目を実施することができないようになっています。つまり、合格した時点でその種目は終了ではなく、合格後も各レベルの種目をきちんとできなければならないようになっており、次の段階でも前段階の種目の完成度を高めることが必要なものとなっています。さらにトランポリンエアリアルトレーニングではバッジテスト1級を持って終了としてはおらず、その後でトランポリンシャトルゲームを行うことになっており、シャトルゲームを3回参加した者だけが、卒業証書がもらえることになっています。なお、トランポリンシャトルゲームでは、バッジテストに含まれる35種目すべてを、自在にこなせなければできないようになっています。

中断等大過失とは?

 最近普及指導員講習のテキストが改正されましたが、改正前のテキストの補足資料として利用されていた塩野尚文著「エアリアル・トレーニング 子どものトランポリン運動」(道和書院)の58ページに「中断等過失」についての説明があります。それは以下のようなものです(近年は参考資料として講習で配布されておらず、教本には記載されていない内容なので、同書の内容について知らない方もいると思われますので引用しております)。

 

    1~10種目の演技種目において、途中で続行できなくなって止まったり、垂直跳びまたは余分な種目を挟んだ場合

    種目を間違えたとき

    明らかに種目の正確さを欠き、その種目でないと判断されたとき

 

 ③については事例として以下のものがあげられています。

例1 膝落ちの時、正座の状態になり、さらに手をついていた場合

例2 よつんばい落ちの時、膝よりも後ろに手をついた場合

例3 捻り種目において、45度以上過不足した場合

例4 捻り種目の着床において、45度以上の傾きが生じた場合

例5 その他、主任判定員が、その種目でないと判断した場合

 

 以上が公式の、中断等大過失の基準です。

 

バッジテストの採点についての補足

 バッジテストの採点については、上記の5つの例が挙げられています。これだけではわかりづらいので、採点方法について補足しておきます。なお、例5にあるように主任判定員の判断で大過失とできることになっています。そのため、判定員によって判断基準が微妙に異なっていることがあります。

 

・①の「止まる」とは、

1)次の種目を忘れてしまって止まる

2)技を失敗して続けられない・立てない

3)「立つ」の時に止まってから次の技を行う等があげられます。

1)、2)については明らかなので、保護者の皆さんもわかりますが、3)については、微妙で、一瞬止まるようなのは判定員の判断次第となります。

 

・①の「垂直跳び」とは「立つ」または「捻り跳び」の後によく見られます。立位の状態で小さなジャンプが入ると「垂直跳び」となり大過失となります。

 

・①の「余分な種目」は「抱え跳び」、「閉脚跳び」、「開脚跳び」によく見られます。これらを間違えて行って、やり直す子どもが多いです。

 

・②種目を間違えたときはほとんどの場合保護者の方でも判断できますが、「抱え跳び」、「閉脚跳び」、「開脚跳び」については判断が微妙なことがあります。原則として「抱え跳び」と「閉脚跳び」は膝の角度が135度以内なら「閉脚跳び」、それより曲がっていれば「抱え跳び」となります。また、本来「閉脚跳び」は両足を閉じて行うものですが、足が開いて行う子どもが多いです。脚の開きが45度以上あると「開脚跳び」と判断されます。

 また、「閉脚跳び」において、理想は水平位置まで脚を持ち上げることになっています。しかし、ほとんど脚を持ち上げないで手だけを下ろしてさわるような動作をしている子どもも多く、脚の持ち上げが不十分な場合「閉脚跳び」として認められない場合があります。

 

・例1については「更に手をついた場合」とありますので、「正座の状態」になるだけでしたら「過失」ですが不合格になる「大過失」には相当しないものとして扱ってよいようです。なお、例にはないですが、「正座の状態」にならなくと「手をついた」場合それは「膝落ち」ではなく「よつんばい落ち」に相当しますので、種目違いとして大過失として扱います。「膝落ち」で前につんのめって手をついて失格になる子は結構います。

 

・例2については、本来「よつんばい落ち」は背中が水平になる種目です。しかし、園児などにおいて腕力が弱く、状態を水平にすると支えきれないことがありますので、状態を水平にできないことがありますので、上体を起こした姿勢も有効としますが、手が膝より後ろにつくという状態は「よつんばい落ち」姿勢が完全にとれていない状態ですので、大過失として扱います。また、例1にある「膝落ち」の失敗状態と一致しますので、種目違いの「膝落ち」をして失敗した状態ですので、大過失として扱います。

 

・例3「捻り種目において、45度以上過不足した場合」とは、捻り種目(1/2捻り、1回捻り)の回転量が1/2捻りについては45度から135度の範囲に、1回捻りの種目においては315度から405度の範囲に収まっていなければ不完全種目として扱います。

 ターンテーブル(1/2横まわり腹落ち)は捻り種目ではありませんが、捻り種目に準じて45度から135度の範囲に収まっていなければ不完全種目として扱います。

実際はトランポリンの角などを見ておおよそで判断していますので、角より側面側に明らかに向いていると不完全種目となります。

また例には挙げられていませんが、捻りを伴わない種目において45度以上の捻りが行われると同様に不完全種目となります。特に5級の「腰落ち-立つ-1/2捻り跳び」において焦りのため、「立つ」際に捻りをはじめてしてしまう子どもが多く、種目違いとして不合格になることが多いです。

 

 

・例4の「捻り種目の着床において、45度以上の傾きが生じた場合」とは、「ローラー」、「腰落ち-1/2捻り腹落ち」などにおいて、脇腹や片手から着床すると回転不足として、不完全種目と判断することがあります。ここで一番微妙なのは、「ローラー」においておしりは完全についているのですが(下半身は捻りきっている)、両手が片側についてしまう(上半身がひねりきっていない)場合です。これについては、判定員によって解釈が異なっているように見受けられ、両手がついていないと不合格にする方とそうでない方がいます。

 

 

その他、例としてあげられていないものとして以下のものがあります。

・「スイブル(腰落ち-1/2捻り腰落ち)」と「腰落ち-1/2横回り腰落ち」は異なる種目です。両種目の違いは「スイブル」は一度まっすぐな状態をしてひねる、「腰落ち-1/2横回り腰落ち」は脚を水平旋回させるというものです。「スイブル」の初心者は膝が曲がって脚が水平旋回しがちです。あからさまに脚が水平旋回した場合、種目違いと判断する場合があります。

 

・例には挙げられていませんが、トランポリンでの片足着地は危険を伴いますので、片足着地は不完全種目として扱うことが多くなされています。

 

・1級のボールトレーニング(キャッチ)において、山なりボールを頭上でキャッチすることとなっていますので、直線的に投げられたボールを頭上でキャッチしても合格とはなりません。山なりとありますので、放物線の下降部分でキャッチする必要があります。

 

・「反動閉脚跳び」および「1級ボールトレーニング(スロー)」においては、そりが見られるかどうかが合否の境となります。

 

「反動閉脚跳び」において、脚を触れないと「閉脚跳び」の不完全種目として判定する判定員がいるそうですが、普及指導員講習の説明では、「反動閉脚跳び」においてはそりに主眼をおいて、きちんと脚を触れなくとも種目成立として扱ってよいそうです。ただし手だけ振り下ろして脚が持ち上がらない状態は閉脚とびにはなっていないので、不合格として扱います。

 

 

・ボールトレーニングにおいて、投げ手の失敗も回数に含める場合と、投げ手の失敗を回数に含めない場合があるようです(開催地域よる違いがある)。投げ手の失敗を回数に含めない場合でも投げ手の失敗かどうかは判定員の判断となります。

 

・ボールトレーニングにおいて、投げ手は正面から投げることが普通行われていますが、横から投げてもかまいません。投げ手の位置については特に制限はないようです。なお、1級などはフレーム上から投げることも行われています。

 ※ 2級のボールトレーニングについては、現在は指定はないですが、将来的には横から投げる方式に統一する予定が日本トランポリン協会から発表されています

 

・1級のボールキャッチにおけるゆさぶりジャンプとは、「足をベッドに着けたままユラユラとした状態からということです。足をつきっぱなしの状態から、ボールの真下に入り込み頭上でキャッチさせる能力。飛んできたボールに身体を合わせる能力を高めるようにします。」と日本トランポリン協会が定義されているように、1級のボールトレーニングにおけるゆさぶりジャンプとは3級・2級のボールトレーニングのように予備跳躍をした状態から始めるのではなく、原則脚が離れない程度にベッドをゆすった状態から跳び上がって頭上でキャッチすることが必要。ただしゆさぶりジャンプの際に足が離れてもボールキャッチの際にゆさぶり状態と明らかに異なる高さで跳躍すれば合格としてよいそうです(ゆさぶりジャンプと同じ高さの跳躍でキャッチした場合、跳躍せずにゆさぶりジャンプの状態でキャッチしているので、不合格として扱っています)

 なお、投げ手のボールが浅くなった場合、前に跳びだして頭上でキャッチすれば、ボールの下に入り込み、明らかにゆさぶりジャンプの状態と異なった跳躍をしていますので、自分が判定員の場合、合格としていますが、判定員によっては不合格として扱う人もいるようです。

1級のボールキャッチにおける投げ手の位置

 バッジテストボールトレーニング1級のボールキャッチについて、投げ手(指導者など)の位置について、他のクラブの先生から問い合わせがありましたので、それについて回答・補足します。

                                    (2017.11.7追記)

 

【回答】 

 1級のボールキャッチについての投げ手の位置については、決まりはなくどこから投げてもよい。以上が回答です。

 

以下その理由を列記します。

1.公認トランポリン普及指導員資格認定講習教本(公益財団法人日本体操協会 平成27年8月版)ではp60が「6 ボール・トレーニング種目」についての記述ページとなっていますが、そこに投げ手の位置についての指定がないことから、投げ手の位置は指定されておらず、どこでもよいと考えられる(※1)

 

 

 

2.日本トランポリン協会広報No.73にボールトレーニングの説明がありますが(※2)、そこにも投げ手の位置の指定は記載されていませんでした。

 ただし2級については正面からでも、横からでもよいと明記されています。ただし、球技を想定すると(横からパスを受けるケースが多いことから)、将来的には横から投げるに統一する予定とも書かれています(※3)。

 

 1級のボールキャッチはバスケットボールのリバウンドボールをキャッチすることを想定しています。リバウンドボールは複雑な変化をしますので、必ずしも正面からくるとは限りませんので、それを考えるといろいろな位置からくるボールをとれるようにすることが望ましいと考えられます。そのため、投げ手の位置は2級同様正面でも横でも構わないと考えられます。

 

 

3.ボール・トレーニングが新設された当時、筆者は関東圏で行われた以下の講習会(合計3回)を聴講し、その際にビデオにより実技講習を記録しています(※4)。

 2010.1.16-17(座学:埼玉県草加市/実技:東京都足立区)

 2011.7.2-3(埼玉県さいたま市)

 2011.8.27.-28(茨城県守谷市)

 ※講師は3回とも当時の日本トランポリン協会副会長の塩野先生

 

 3回の映像を確認したところ、足立で行われた講習ではボールトレーニングの見本として講師の塩野先生は「受験者の正面床上からアーチボールを投げています」、さいたま市で行われた講習の際は「トランポリンのフレームに乗り、受験者のすぐ横に立ちそこからアーチボールを投げています」。守谷市の講習では「床上、受験者の斜め横からアーチボールを投げている」ことが確認できました。

 

 講師はいずれも塩野先生でしたので、講師による解釈の違いではありません。講習によって投げる位置を変えていることから、投げ手は床上でも、フレーム上や(3回の講習では行われていませんが、補助台上からも)投げて構わないことがわかりますし、その位置も正面でも斜め横でも、真横でも構わないことが確認できました。

 

 

4.3回の映像のうち足立会場では半面を球技スポーツが利用しており、ドリブル音などで騒がしく、またさいたま会場はビデオ位置が離れていたため、音声があまりとれておりませんので確認できませんでしたが、守谷市会場では講師の塩野先生が投げる位置はどこでもよいという趣旨の説明をしていることが音声から確認できました。

 

  以上4点から判断して、ボールの投げ手の位置は定められておらず、どこからでもよいと判断できます。 

 

 ※1 最新版の教本を参考にしていますが、筆者が入手した改定直後の教本およびその後にマイナーチェンジしたいくつかの版でも同様に投げ手の位置についての記載はありません

 

 ※2 日本トランポリン協会の広報は出版物として配布されていましたが、No.73号についてはオリンピック関連の費用捻出のため、印刷物の出版はされず、電子版(PDFファイルがホームページに公開)のみでした。その後73・74合併号が出版され、多くの記事は合併号に掲載されましたが、なぜかボールトレーニングの記事は再掲されていませんでした。

 なお、当時はまだスマホはありませんでしたし、携帯電話ではPDFファイルを見る環境にはありませんでしので、パソコンでネットにつなげる環境にない人はNo.73号を見たことがないかもしれません。そのため「ゆさぶりジャンプ」の定義が広く知られていないように感じています(教本にはゆさぶりジャンプの定義は記載されていません)。

 

 ※3 2級のボールキャッチについて「横から投げるに統一する」ということについては通達などを見たことがないので、現時点では改定は行われていないと思われます。よって、正面から投げても大丈夫と思われます。

 

 ※4 映像についてはネット上公開する許可を得ていませんので、ホームページに掲載することは差し控えております。映像を確認したい方、疑義のある方は「お問合わせより」ご連絡ください。