・子どもがトランポリンをすると脳に障害が出る

 いわゆる「揺さぶられ(揺さぶりっこ)症候群」の情報が間違って伝わったものと思われます。

 揺さぶられ症候群は、おおむね生後6ヶ月ぐらいの新生児に対して、揺さぶると、内出血を起こすことがあるようです。子どもをあやす「高い高い」などにより、脳内出血が起こることもあり、脳に障害が出るという風に言われています。

 トランポリンはだいたい園児、小さくとも3歳前後からはじめることが多いので、揺さぶられ症候群になるような年齢ではないので、脳に障害が出るというのは間違いだと思われます。

 ただし、幼少時は頭の比重が大きく、首の筋肉が発達していませんので、過度にトランポリンをすると、首の筋肉痛・むち打ちなどになる可能性はあります。おとなでも、コンサートでヘッドバンキングしすぎてなることはありますので、何事もほどほどにということです。