バッジテスト実技編(4級)

2017年

8月

06日

段階練習11.開脚跳び①(開く)

 開脚跳びは抱え跳び同様、腕と下半身の連動運動です。開脚跳びは、空中で足を開いて閉じる技です。今回は前半の開くについて解説します。開脚跳びはストラドルジャンプとも呼ばれています。ストラドルジャンプの正式名称はストラドルパイクジャンプです。パイクジャンプというのは日本語で閉脚跳びといいます。

 つまり、開脚跳びは本来閉脚跳びの変形種目です。脚は真横に広げるのではなく、ちょうど床で行うストレッチの開脚前屈運動のように前方に挙げて開きます。つまり運動としては、股関節を中心に前後軸回りに左右に脚を広げるだけではなく、左右軸回りに後方回転させる運動です。

 足を開くということはサッカーやテニスのように走る向きを変える、止まる場合などにおいて、使う運動ですので、開脚跳びで経験させておくことは重要です。

 

2017年

8月

07日

段階練習11.開脚跳び②(腕の運動)

 前回、開脚跳びは後方回転運動であることを書きました。後方回転運動を打ち消す動きも必要です。そのために、腕を前方回転させ釣り合いをとります。

 腕の運動は前方回転の力を発生させ、下半身の運動は後方回転の力を発生させます。そのためこの連動がうまくいかずどちらかの力が強いと水平軸回りの回転が発生してしまいます。

 抱え跳び同様腕とともに頭を下げてしまうと、前方回転が起こり、倒れることになりますので、視線は動かさないようにするのがコツです。また、腕の回転力が小さいと後方回転になってしまいますので、腕は高いところからおろすことが重要です。

 抱え跳びと異なり、腕も脚も前後回転運動に加え前後軸回りの回転運動も行いますので、左右対称に腕・脚を広げられなければ、バランスが崩れることになります。つまり前後のバランスと左右のバランス両方を鍛えることになります。

 また おろした手は足首あたりをつかむのが原則です。つまり空中で開脚前屈を行うのが、開脚跳びです。地面の反力を使わないで前屈を行うことにより身体の柔軟性が鍛えられます。

 

 

 

2017年

8月

08日

段階練習11.開脚跳び③(閉じる)

 脚を開いた状態では、着地の際膝に負担がかかりますので、開いた脚は閉じなければなりません。閉じるというのは戻しの運動です。開くという運動はテニスにおけるサイドステップなどで非常に使用しますが、閉じるというのはあまり意識して行われません。開脚跳びでしっかり閉じることを練習すると内転筋が鍛えられますし、開くと、閉じるをセットで行うことにより、前後軸回りの脚の開く方向・閉じる方向2つの回転運動を経験させることができます。

 この前後軸回りの回転運動は走っている際に止まる、方向を転換するなどの運動の基本動作となり、飛びついてボールを捕るなど高度な技術のベースとなりますので、それを空中で経験しておくことは有効です。

 

 

 

2017年

8月

08日

段階練習12.よつんばい落ち①

 よつんばい落ちとありますが、4級のはじめは立った位置からよつんばいで「落ちる」のではなく、よつんばい落ちの姿勢で連続ジャンプをします。だからこの段階の運動としては、基本的に重心の上下運動だけです。ただし、通常のジャンプが体軸に平行な運動であるのに対して、よつんばい姿勢での跳躍は前後軸に平行な運動となります。

 地上では前後軸に平行な運動は走るなどで非常に行われますが、前後軸に平行に上下運動、すなわち重力に逆らう運動ができるのはトランポリン以外見あたりませんので、非常に貴重な運動経験となります。

 

 

2017年

8月

09日

段階練習12.よつんばい落ち②

 よつんばい落ちで行う、膝・すね・足首でトランポリンを押すという運動は、物を蹴るという運動に発展できます。また、腕でトランポリンを押すというのも、他者・他物を押すという基本動作の経験となりますので、よつんばい落ちは他者を操作する運動として非常に重要な運動です。

 さらに、よつんばい落ちでは、手と下腿・足が同時に着床することが重要です。手と下腿・足が同時に着床するようにトランポリンをコントロールすることは、腕と脚の力加減を調整する運動ですので、バランス能力向上にも役立ちます。

 

 

 

2017年

8月

11日

段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち①(概要)

 段階練習13は腹落ちの導入のための4連続種目です。種目としては、前半の「よつんばい落ち-腹落ち」という「落ち」の種目と、後半の「腹落ち-膝落ち-立つ」という「立つ」の系統の種目からなっています。なお練習帳では、「よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち」となっていますが、実際は、「よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち-立つ」の4種目連続で、「立つ」までを行います。

 なお、腹で着床するという運動は、顔が地面に近づくので恐怖感が出ます。そこで、よつんばいの低い位置から練習するのです。逆に腹落ちからいきなり立つのは難しくまた、跳躍高さもとれない種目ですので、一旦「膝落ち」をいれてから「立つ」という運動を経験させます。この経験が後の「腹落ち-立つ」へとつながっていきます。

 

2017年

8月

11日

段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち②(前半)

 前半の「よつんばい落ち-腹落ち」は運動としては、肩を中心とした左右軸回りの腕の後方回転と、股関節を中心とした大腿の前方回転、膝関節を中心とした下腿の後方回転の3つの連動運動です。腕と脚の回転方向は逆となっおり、2つのパーツを同時に逆方向に回転させるという連動運動を経験することとなります。

 この運動は、90度回転してみれば、膝・腰を曲げた状態で、腕を振り上げて地面上で跳躍をするのと同じ種類の運動です。それを一旦上昇して支えのない空中で行う点が他のスポーツでは経験できないトランポリン運動の利点です。また、跳躍に必要な筋肉がない幼年期でも無負荷の状態で行えますので、幼年期において「よつんばい落ち-腹落ち」で膝・腰と腕の連動運動を経験しておくことは、将来行う高い「跳躍」の準備となります。

 

2017年

8月

12日

段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち③(腹落ち)

 腹落ちに類似した物として、水泳の飛び込みスタートと、プロレスのダイビングボディプレスという技があります。高いところから飛び降りるという点でこの2つは似てはいますが、実はかなり違う物です。プロレスのダイビングボディプレスはトランポリンの腹落ちに重心の水平移動を組み入れた物です。

 一方水泳の飛び込みは、トランポリンの腹落ちに、重心の水平移動が組み合わさっただけではなく、さらに重心回りの前方回転運動が加わったものです。前方回転運動がうまくできないと、「腹打ち」となって、痛みを伴い、水中へうまく潜り込めない飛び込みの失敗となります。

 さて、トランポリンの「腹落ち」は重心の水平移動は伴わないのが原則です。しっかりと真上に跳んで、空中で腹落ちの姿勢を作るのが大事です。よつんばいの姿勢から空中にあがる前に「腹落ち」を行おうとするとたいていの場合膝を支点にして前方に跳躍し、また多くの場合水泳の飛び込みのように前方回転がかかりますので、顔や胸から落下し、腰を痛める可能性がありますので非常に危険です。空中で腹落ちをすることが非常に大切です。つまり、トランポリンをコントロールして真上にあがり、空中で腹落ちをするという2つの連続運動を1つの種目として行うことが大事です(これは腰落ちなどでも同様で、空中にあがる前に腰落ち姿勢をすると前方に飛び出します)

 

 

 

2017年

8月

13日

段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち④(腹落ち2)

 前回、よつんばい落ち-腹落ちは真上に跳んで同じ位置に落ちるのが原則と書きました。今回はその補足です。

 よつんばい落ちから腹落ちの際の、脚の運動は「戻し」の運動です。戻しの運動というのは何回か書いているように、あまり意識的に行われない動作ですが、トランポリン運動では非常に重要な動作ですので、ここでもしっかり意識的に行うことが大切です。

 ところで、腕と脚の重量を考えると、腕の回転運動による遠心力と、脚の回転運動による遠心力は、脚の方が大きくなることが不自然ではありませんので、原則は同じ位置に落下するのですが、後方に移動して落下するのは失敗ではありません。むしろ前方に跳ばないように後ろに跳ぶ方が安全です。

 なお、この運動は、ジャンプする際の運動としての脚の動きに通じる動きですので、できるだけ速く膝を伸ばすことを覚えておくと、将来高い跳躍ができるようになるでしょう。

 

2017年

8月

14日

段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち⑤(腹落ち-膝落ち)

 腹落ちから膝落ちは、腹落ちから立つの前段階の練習です。運動としては、膝関節を中心にした左右軸回りの膝から上の後方回転運動とも考えられますが、実際は腰を中心とした全身の左右軸回りの1/4後方回転に、膝関節回りの下腿の1/4前方回転の運動の組み合わせ運動です。膝関節を中心にした回転運動では膝の位置が動きませんので後ろに膝落ちすることになります。腰を中心にした回転のため膝が前に出ることになります。

 なお、段階練習には載っていませんが、この練習をする前段階として、腹落ちからよつんばい落ちをするのが普通です。よつんばい落ちに腰関節回りの上体の1/4後方回転運動が加わったのが膝落ちとなります。この運動は、背筋を伸ばす運動ともなりますし、1級にある反動閉脚跳びで行う背中のそりを作るためにも必要な運動です。

 

2017年

8月

15日

段階練習13.よつんばい落ち-腹落ち-膝落ち⑥(膝落ち-立つ)

 今回は、「膝落ちから立つ」です。これは5級の膝落ちから腰落ちで経験済みの運動ですので、特段問題はないと思います。運動としては膝関節を中心に下腿を1/4後方回転する運動です。

 5級の膝から腰落ちまでは下半身全体の動きであったのに対して、4級のこの技は下腿だけの運動ですので、より部分的な運動です。ただし、連動をしない個々のパーツだけを動かすと言うことも非常に重要な経験です。

 通常の蹴りは脚全体の組み合わせ運動で行うことが多いのですが、空手などでは、脚全体を動かしてから遅れて下腿の回転をつかう連続運動による蹴りというのもありますので、より強い蹴りを用いる場合などには非常に重要な運動です。

 

 

 

2017年

8月

16日

段階練習14.4級 1-6(概要)

 これは、段階練習13の続きで、開脚跳びをおこないます。以前補足で書きましたが、開脚跳びはつなぎの技です。つなぎの技は低くなった跳躍高さを回復するための技ですので、高く跳ぶ必要があります。高く跳ぶには「立つ」がきちんとできなければなりません。

 上手に立って初めて、高い跳躍ができます。つまり、「立つ」ができているかどうかを判断する技でもあります。

 

2017年

8月

18日

段階練習15.4級 6-10①(概要)

 この技は、「開脚跳び-腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち-1/2捻り腰落ち-立つ」という連続種目です。細分類すると「開脚跳び」と「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち-1/2捻り腰落ち-立つ」にわかれます。つまりつなぎの技と、1つのパートです。

 開脚跳びではしっかりと脚を閉じて次のジャンプに備えることが重要です。開脚跳びができていれば、その次の腰落ちはこの段階ではそれほど難しい技ではありませんので、問題なくできるでしょう。逆に言うと、前方に出した脚を戻さないで脚で着地せずそのまま腰落ちをしてしまう子どもがいますので、前段階として開脚跳びができていることが重要です。

 

2017年

8月

24日

段階練習15.4級 6-10②(腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち①)

 段階練習15のはつなぎの技+パートで構成されています。パートは4種目で構成されていますが、最後は「腰落ちから立つ」という既に経験済みのものですから、ここで新たに経験するのは、「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち」と「よつんばい落ち-1/2腰落ち」の2つです。

 今回はその前半部分の「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち」について解説します。この種目は実は1種目の中に3つの運動の連続運動が行われています。①「重心の前後軸平行運動+上半身の後方回転+下半身の前方回転」、②「体軸回りの1/2捻り」、③「肩を中心にした腕の1/4後方回転+股関節を中心にした脚の1/4後方回転+膝を中心にした下腿の1/4前方回転」以上の3つを連続して行う運動です。

 簡単な技のようですが、実はかなり複雑な技です。

 

 次回から3つの運動個々について解説していきます。

 

2017年

8月

25日

段階練習15.4級 6-10③(腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち②)

 今回は、①「重心の前後軸平行運動+上半身の後方回転+下半身の前方回転」についてです。人間の重心はだいたいへその下あたりにあります。この部分を前後軸に平行に持ち上げ、身体をまっすぐにするのがこの運動です。曲がった腰を伸ばしますので、上半身は後方に、下半身は前方に重心回りに回転します。ただし、この回転運動は曲がった腰を伸ばすために副次的に行われるものであって、主要動作ではありません。

 最近骨盤を立てるという事がよく言われますが、この運動腰を伸ばす運動は骨盤を動かす運動となりますので、すべての運動に役立つ動作となります。

 なお、上半身を倒して(後方回転して)も腰を伸ばすことはできますが、上半身を主要動作とすると、続いて行われる捻り運動がうまくできませんので、腰を伸ばすのは、重心を前後軸に平行に前に動かすことが重要です。この重心を前に動かすという動作は、走るなどにおいて重心を前に出す事に通じる動作ですので、腰を動かすことを意識的に行うことは非常に重要です。

 

2017年

8月

25日

段階練習15.4級 6-10④(腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち③)

 今回は、②「体軸回りの1/2捻り」についてです。1/2捻りについては5級の段階で「1/2捻り跳び」、「腰落ち-1/2捻り膝落ち」、「膝落ち-1/2捻り腰落ち」などで体験済みですが、「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち」は捻る際の軸が水平になっている点が異なります。

 立った状態(軸が鉛直)の捻りは、ターンなどに結びつく動作ですが、軸を水平にしての捻りは、マット運動のいわゆる「芋虫ごろごろ」などと同じ運動です。この運動は柔道のような組み手系のスポーツなどではよく用いる運動です。その運動を空中で行えるのがトランポリンでの利点です。

 

2017年

8月

27日

段階練習15.4級 6-10⑤(腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち④)

 今回は、③「肩を中心にした腕の1/4後方回転+股関節を中心にした脚の1/4後方回転+膝を中心にした下腿の1/4前方回転」についてです。1/2捻りきった段階で、今度はよつんばいの姿勢で着床するための運動です。

 この運動は高いところから落ちた際の着地等で行う運動に類似しています。着地と異なるのは、それを空中、すなわち無負荷の状態で行うこと、着床した際にかかる荷重方向が90度異なっていることです。これは、ちょうど転倒した際の荷重方向と同じですので、転倒に対するトレーニングになるとともに、特に、着床の衝撃を腕で受けることになりますので、腕の筋肉に刺激が与えられ、腕のトレーニングとなります。

 

 

 

2017年

8月

31日

段階練習15.4級 6-10⑥(よつんばい落ち-1/2腰落ち)

 今回から、4級最終パート後半の「よつんばい落ち-1/2腰落ち」です。

 この種目も1種目の中に3つの運動の連続運動が行われています。①「重心の前後軸平行運動」、②「大腿の前方回転+下腿の後方回転+体軸回りの1/2捻り」、③「重心の前後軸平行運動+上半身の前方回転+下半身の後方回転」以上の3つを連続して行う運動です。

 なお、前半の「腰落ち-1/2捻りよつんばい落ち」と同じ方向に捻ることが大事です。というのは、この技は2級で行うローラーの導入のための練習でもあるからです。

 

2017年

8月

31日

段階練習15.4級 6-10⑦(よつんばい落ち-1/2腰落ち)

 今回は、①「重心の前後軸平行運動」です。よつんばい落ちから捻ろうとして、ベッドから離れる前に捻り始めたり、手で押して捻ったりすると、横に移動してしまいます。よつんばいの姿勢で捻るのを我慢して、垂直に上昇するようにベッドを押すことがこの技のポイントです。

 つまり、他者を押して、他者をコントロールする技術がここでは必要となります。

 この技以前によつんばい落ちの連続跳躍を行っていると思いますが、それと同じく真上に押すことをしなければなりません。つまり捻りのタイミングをコントロールする事もここでは経験します。

 つまりこの段階では他者をコントロールするということと、捻るタイミングをコントロールすることを経験します。多くの球技で使う飛びついて投げる・取るなどで行う「跳ぶ-捻る」という技に発展させることができる技術です。

 

2017年

9月

01日

段階練習15.4級 6-10⑧(よつんばい落ち-1/2腰落ち)

 今回②は「大腿の前方回転+下腿の後方回転+体軸回りの1/2捻り」についてです。「大腿の前方回転+下腿の後方回転」とは、曲がった腰・膝を伸ばして身体をまっすぐにする動作です。回転運動になっていますが、つま先の動きに主眼をおけば、つま先の水平移動動作となります。そしてこの身体をまっすぐにするという屈伸運動をきっかけにして捻りを発生させるということを経験させるのがこの種目です。

 この動作こそが、トランポリンや器械体操における空中で捻るために必要な動作です。なお、ボクシング等のパンチなどでも肘を伸ばして拳を捻るという動作を行っていますし、テニスなどでも肘の曲げ伸ばしと腕の回旋運動を連動させることにより威力のあるサーブを打つなど、「のばし運動と捻りの連動」というのは、スポーツにおいて非常に重要な技術です。それを身体全体で経験させるのがこの種目です。

 

2017年

9月

05日

段階練習15.4級 6-10⑨(よつんばい落ち-1/2腰落ち)

 今回は、③「重心の前後軸平行運動+上半身の前方回転+下半身の後方回転」です。

 この運動は、腰落ち姿勢をとるための運動です。まっすぐの状態から重心を後方に移動することにより、身体を曲げる運動です。「上半身の前方回転+下半身の後方回転」運動は副次的に行われる動作です。

 身体を曲げる運動というのは、ジャンプにおける着地、走り出すための予備動作(腰を落とす)等に用いられる動作です。通常これらは膝を曲げる動作と一緒に行いますが、この種目では足は伸ばしたまま行います。地上では膝を曲げないと転んでしまいますが、トランポリンでは膝を曲げないでも行えるからです。この腰を引く、腰を落とすということにつながる動作を経験膝との連動をせずに、単体で行うことを経験させる事ができるのです。

 

2017年

9月

05日

段階練習16.4級 1-10

 この種目は、4級全部です。段階練習14と段階練習15をつなげれば、完成です。段階練習14の最後の種目と段階練習15の最初の種目はともに開脚跳び、すなわちつなぎの技ですので、このつなぎの技を介してつなげるだけで4級は完成です。

 この部分には特筆すべき事はありません。ただ、つなぎの技が重要であることだけは覚えておいて下さい。

2017年

9月

06日

補足(はいはいとよつんばいについて)

 ハイハイをせずに、歩き出す子どももいるようです。ハイハイをしないと腕の力が弱まるという説もあるようですが、ハイハイをしないことは、特別問題はないそうです。

 ところで、トランポリンのよつんばい落ちの姿勢はハイハイの姿勢と同じです。よつんばい落ちで腕を使うトレーニングをしておけば、ハイハイをしなかったことに対する補強もできますので、トランポリントレーニングは有効だと思います。

 

2017年

9月

09日

補足(バッジテスト4級の特徴)

 バッジテスト4級は5級と異なり前半は捻りがなく、後半は捻り中心となっており、前半と後半が全く異なる内容となっています。

 4級ではよつんばい落ちと腹落ちが入ってきますが、5級で腰落ちと膝落ちをしっかり練習しておけば、この段階ではそれほど難しい内容はなく、また前半と後半で全く異なることから勘違いも少ないので、膝落ちとよつんばい落ちの違いさえしっかり覚えれば、それほど時間がかからず習得できる級です。つまり4級は一番時間がかからず習得できる級といえます。