単元2

2014年

6月

18日

「単元2 普及指導員の任務」-その1.普及指導員の任務

 資格制度の変更に伴って「普及指導者(1種・2種)」が「普及指導員」に代わっています。

 表中の指導資格の欄に若干の変更があります。改訂版では、「チャンピオン・スポーツとして」の指導者資格の中に普及指導員が基礎レベルの指導という限定つきで追加になっています。

 逆に、「レクリエーション・スポーツとして」の指導者資格にコーチが追加になっています。これは背落ち系・宙返り系の種目については、コーチの指導範囲であることを明確にするための処置です。

 「教育スポーツとして」の指導者資格は改定前は「普及指導員」と「教育課程を経た指導者」となっていましたが、改定後は「教育課程を経た指導者」のみ(普及指導員が外れています)になっています。ただし、「はじめに」のところで説明したように、「教育スポーツとして」トランポリン指導も普及指導員に範囲となっています。なぜこの部分から「普及指導員」を外したのかはわかりません。ケアレスミスなのかもしれません。

 また「チャンピオン・スポーツとして」および「レクリエーション・スポーツとして」の指導資格として、日本体育協会公認コーチというのが追加になっています。この資格は国体参加に向けて新設しようと計画していた資格です。現状国体参加する場合、日本体育協会の公認指導者でなければ監督になれないという制限があるようで、国体参加するにはトランポリンの資格を新設してもらう必要がありましたので、それを予定しての記述のようです。

 現在は日本体操協会になり、「体操競技」についてはすでに資格がありますので、今後トランポリンが国体種目になった場合、各都道府県の監督になるものは改めて「体操競技」指導者資格を取得することになるのではないかと思います。日本トランポリン協会が解散し日本体操協会になったため、多分「トランポリン」という資格は新設されないと思われますので。

2014年

6月

25日

「単元2 普及指導員の任務」-その2.普及指導員の任務

 普及指導員の任務として、改定前は社会人のレクトラと子供のエアリアルトレーニングの2つでしたが、改定後はこの2つに加えて、宙返りを含まないレベルの競技選手の指導が加わり3つが重要任務となっています。

 なお、「はじめに」で説明したように普及指導員の指導範囲には8項目ありますが、そのうち上記の3つが主な任務となっています。

2014年

7月

09日

「単元2 普及指導員の任務」-その3.運動普及と競技普及

 「運動普及と競技普及」については、改定後は市町村トランポリン協会の組織とその業務内容についての説明が追加になっています。他は若干文章が加筆訂正されていますが、改定前と大きな変更はありません。