トランポリン指導者事故

 前回体操クラブの指導者の事故について書きましたが、重大な事故ではないですが、指導者がけがをした事例がありましたので紹介しておきます。

 http://trampoline.junglekouen.com/d2011-03.html

 

 この次のブログと合わせて読むと、新技に一人で練習していて起きた事故ということがわかります。

http://trampoline.junglekouen.com/e388314.html

 

 トランポリンに限らず、スポーツには必ず何らかの危険性が潜んでいます。前回も書いたように、指導者や熟練者といえども練習する際には、補助者を用意するなど安全対策をとるべきだと思います。指導者の立場では、その点は十分配慮して指導している人でも、当事者として自分がけがをすることになるとは予想していないことがあるという事故事例だと思います。

 なお、事故の発生は慣れないことをし始めたときと、慣れて油断しているときに起きることが多いです。この事故は前者に当てはまりますので、事故の発生は予測可能な範囲で起きた事故とも言えます。十分予想できる範囲で発生した事故の場合、サッカー落雷事故の例のように指導者の過失責任となりますので、予測できる危険に対しては十分な対策を施すことが指導者には求められています。