長らく更新をさぼっていましたが、今回からトランポリンの構造について検討していこうと思います。
トランポリンは大きく分けて4つのパーツでできています。フレームとベッドとばねとパッドです。
今回はまずパッドについて書きます。
パッドには2種類のパッドがあります。フレーム部分だけを覆うもの(細幅タイプ)とフレームだけではなくばね部分も覆うもの(幅広タイプ、フルパッドということもあります)です。
細幅タイプは主に社会体育用のものに用いられています。ばねの部分の開口部をあえて見せることにより心理的な効果により、中心部分で跳ぶようになると言われています。
幅広タイプは競技用に用いられるもので、限界を追求するため、開口部をふさいで万が一に備えての安全性を高めています。細幅タイプは万が一を発生しないようにしているのに対して、幅広タイプは競技トランポリンでは限界を追求する為ばね部分に落下する危険性を考慮して作られています。