トランポリン用語集 ら行

 

  

ラージ(ラージサイズ)

 日本トランポリン協会の規格の内最も大きいもの。公式競技用であったが、現在は主にユーロトランプ社のトランポリンが使われている。なお、ユーロトランプ社のトランポリンの内、日本トランポリン協会の公認があるのはラージサイズだけで、ミドルサイズはシャトル競技などでの使用は認められていない。

 

ランドルフ

 前方宙返り2回半捻り

 

 

リトル(リトルサイズ)

 日本トランポリン協会の規格の内一番小さいもの。児童用トランポリン。 あまり出回っていない。

 

 

ルドルフ(ルディ)

 前方宙返り、1回半捻り。 ルディは2回以上宙返りの際に、1回の宙返りをする間に1回半捻りをすること。たとえば2回宙返りの内2回目の宙返りに1回半捻りをする技をルディアウトと呼ぶ。

 

 

レギレーション

 セノー製のミドルサイズトランポリンの商品名。元々トランポリンはセノーが商標登録しており、最も販売実績のあるメーカーであるため、レギレーションも一般名称化している。

 

レクリエーショントランポリン(レクトラ)

 広義では、楽しく汗をかくスポーツとしてのトランポリンを意味し、狭義では社会人の行うトランポリンを意味する。レクトラはその略称。レクトラはレクレーションのスポーツとしてのトランポリン(トランポリン競技)を行うことなので、難度の追求はしないが、高く美しく演技できることを目指す。また、競技と異なり結果(成績)を重要視せず、トランポリンというスポーツをすること自体を楽しむものである。レクレーショントランポリン用のスポーツとして、トランポリンシャトル競技というものが行われている。

 なお、こどもの行うレクトラはトランポリン競技のうち、難度を追求せず、宙返りを含まないトランポリン競技選手の育成と同じ事になるため、特に断りがない場合、レクトラというと社会人(成人)を対象としたものを意味し、こどものレクトラはトランポリン競技の一部として扱う。

 なお、こどもの素養づくりもレクトラの一部と誤解している人が多いが、こどもの素養づくりは、すべての児童を対象とした運動能力トレーニングであり、スポーツを楽しむために行うものではないので、レクトラではない。

 

レイアウト

 1.伸身姿勢(伸び型)のこと。トランポリンの姿勢にはこの他、タック姿勢(抱え型)、パイク姿勢(えび型)、パック姿勢(2回以上の宙返りにのみ使ってよい姿勢)がある。難度を示す記号では/が使われる。

 2.レイアウトバック(伸身の後方1回宙返り)のこと。伸身の前方宙返りはあまり行われないので、レイアウト姿勢で行う1回宙返りをレイアウトと略して呼ぶことが多い。

 3.会場の配置などのこと

 

 

ローラー

 腰落ちから1回捻り腰落ち。バッジテストの種目中最難関のわざと言われている。

 

ロップトランポリン

 日本トランポリン協会の公認以外の小型トランポリンのこと。