忘れ物の多い子

 運動能力が高いと思われるのに、上達が遅い子がいます。その子たちに共通することがあります。それは忘れ物が多いということです。

 靴下を持ってくるのを忘れる、水筒や上着を持って帰るのを忘れる、大体特定の生徒です。この生徒たちに共通するのが、上達が遅いということです。

 忘れ物が多いということは注意力が散漫だったり、うっかりが多いということです。運動神経とは直接関係ありませんが、バッジテストでは10種目を順番に行わなければなりません。うっかり1種目を抜かしたり2種目を1つにしてしまったり、他の種目をしてしまったりするのと忘れ物をするのは、根っこは同じところにあります。

 そのため、忘れ物が多い生徒はしばしば間違えるため、反復練習量が増えて上達が遅くなるようです。

 早く上達してほしいなら、忘れ物をしないようにすることも大事のようです。